武士道
前回、自律の事を書いた。
自律をテーマにした年
すごく気に入っていたのが
武士道
もちろん、いまでも気に入っているが
こんなエピソードが、あります。
日露戦争で勝利したとき。
その降伏の調印の時に
メディアが
敗北したステッセル将軍の
写真をとることを求めた。
これに対して乃木希典将軍は
「武士道の精神からいって、ステッセル将軍の恥が後世に残るような写真を撮らせるわけにはいかない」
「会見後、我々が友人となった後の写真を1枚だけは許す」との配慮を行った。
さらに、ロシア皇帝に敗北の責任をとらされて処刑されようとしたとき、
よく戦ったと助命の書簡を送ることまでしている。
この精神。
素晴らしいです。
他にもあります。
ある大学教授の話です。
僕が尊敬していた教授は、第二次世界大戦の時に陸軍幼年学校にいました。
夕食時に、ルーズベルト大統領の死が報じられたそうです。
その瞬間に一部の生徒が拍手をしたのです。
敵の大統領が亡くなったのですから、戦況が自分たち日本人に有利になると思っての突さの行動です。
13歳~16歳の少年ですから気持ちはわからなくもありません。
ところが、後で25~6歳の生徒監がこう諭したそうです。
「人が死んだ!と言って喜ぶ奴がいるか!いくら敵でも、人が死んだ時には、その人の家族のこと、大切な人のことを思って黙とうするものだ。敵であっても他人の死を喜ぶような人情のない人間はサムライではない!」と…
やっぱスゲー、武士道。
先月、
彼の北の国のトップが亡くなりました。
私たち日本人は、
この武士道精神を、
果たして今も持ち続けているでしょうか?
私は守りたい、武士道精神を
私は実践したい、武士道精神を
いつか当たり前に実行できるように、精進したい
by unionsoftware | 2012-01-06 23:27