書経
最近
論語を読んでいる。
ここでひとつ紹介したい
殷(いん)王朝の国王・高宗(こうそう)は、
父親の喪に服している三年間、
政治のことについて何も話をしなかった
何もそれは高宗だけじゃない。
昔の人はみんなそうだった。
国王が亡くなると、役人たちはそれぞれ自分の責任で仕事をおこない、
すべての指揮は国王の補佐官がとった。
その期間が三年で、この間、あとを継いだ国王はすべてを補佐官にまかせ、
自分は何も言わなかった
これ。
よく経営者同志の話で出ますが
社長が居なくても
まわる会社が
理想だよ。と、
兎角、中小企業は
社長が引っ張っている事が
ほとんどだ。
社長の魅力で仕事をとってきて
社長が現場で仕事して。
それはそれで
一定の評価は出来るが
やはり会社を大きくしようと思うと
限界がくる。
この論語の一説は
まさにそれを言い当てている。
さらには、
後を継ぐものにも
戒めを言い当てている。
トップがあれこれ言うのは罪である。
ブレーンを信じ、その自主性を重んじるべきである。
by unionsoftware | 2012-03-14 23:49