オリンパスの損失隠し問題
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第三者委員会は、調査報告書を公表した。
1999年から2000年にかけて960億円の含み損を海外に移した。
損失はその後、最大時1177億円に拡大。
企業買収などを通じて捻出した計1348億円で穴埋めを行ったとした。
調査報告書によると、
バブル崩壊後の
投資の失敗により、
オリンパスは90年代後半に
1000億円近い含み損を抱えた。
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このニュース。
抜粋ですが、
まぁ、大変なニュースです。
しかし、
目線を変えて見れば
自分も同じ経営者として
1177億円もの損失を隠したのは
パブリックカンパニーとしては
いけない事だと思いますが、
しかし!
それをきちんと
1348億円で穴埋めしたのは
すごい!の一言に尽きます。
いや。本当に。
語弊を恐れず書きますが、
一旦、損失を出して
それを穴埋めなんて、
なかなか出来ないですよ。
そういう意味では
経営者としては
素晴らしいと思ってしまいました。
。。。。。
このブログで、わが社の評点が2ぐらい下がりましたかね?
損失隠しはいけない事ですよーーー!
評点。プラス1?
まぁ
ここで言いたいのは
このニュースを通じて
なかなか世の中は
世知辛い世の中ですね。
って、事ですよ。
世の中は、浮き沈みのあるのが道理です。
しかし、必ず最後には
帳尻があいます。
その帳尻の合わせかた次第では
痛い目にあうのですね。
たとえそれが、
その時、最良かつ最適でも。
きっと。穴埋めができた瞬間、
その時の経営者は
かなりホッとしたはずです。
さらに、
俺!頑張った!ぐらい思ったはずです。
なんだから、そう考えると、可哀想です。
でも、それが世の中の道理なんですね。
そんな事をつくづく思います。
何故って?
今日、帝国データバンクのニュースで
知っている会社が自己破産しました。
名古屋のソフトウェア受託会社です。
社長さん、
組合かどこかで
一度、お名刺交換させて頂きました。
お付き合いはなかったので
まったく被害はないのですが、
最盛期は年商2億9000万が
破産金額2億5000万?
借り過ぎです。
いや。
たぶん、その他の債権も混じってますね。これ。
なかなか世知辛い世の中です。
昨年、
取引銀行さんに言われました。
今年は、
焦げ付きに気を付けて下さいね。と。
わが社は、相変わらず拡大路線です。
まぁ小さい会社ですから
拡大しなければ
萎むだけですしね。
だからこそ拡大路線なのですが
その銀行マンは
こうも言われました。
拡大していくと
必ず不良債権をつかみます。
必ず嫌がらせを受けます。
必ず圧力がかかります。
その一つ一つを乗り越え
いかにリスク管理をするかが
伸びるポイントです。
まさに、今年は
その正念場。
某社は金払ってこない。
某社はうちに赤字を押し付けて、何もせず責任を押し付け、逃げ回っている。
某社は社員から金借りまくっているとの噂。
ん〜〜すごいね。
でもありがたい事に
そんな会社との取引は収束し
今は元気のある会社が取引先に
なってます。
先週は、
自社ビルを建てたお客さんの
竣工式に列席しました。
今、伸びている会社は、やはり違います。
学ぶ事が多くあります。
そして、
そんな
今伸びている会社に
ユニオンが選んで頂けている。
こんな嬉しい事はありません。
期待に応えるように。
期待以上の感動を与えられるように。
日々精進したいです。